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by siva1199
| 2014-06-25 07:30
| インフォメーション
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一歩あやまれば、日本の国が危殆に瀕し、 一億余の国民が路頭に迷う寸前まで行くかもしれない。 松下幸之助 ********************************* 「第二次世界大戦に敗れた時の日本も、大きな時局の転換期であり、国民が途方にくれるような状態であった。けれども私は、その当時の日本と今日の日本とをくらべてみても、今日のほうが事態は深刻ではないかと思う」。これは1974年に松下幸之助が『PHP』に掲載した言葉である。当時、オイルショック、インフレ、公害など、高度成長期の日本は多くの問題を抱えていたにせよ、焼け野原の日本のほうがはるかに深刻であったはずである。ところが松下の視点は違った。終戦後の日本はすべてが破壊され非常事態であったが、そういう破壊と混乱のなかにあっても、国家国民として立つ道はただ一つ、この状態に対処し、日本を復興再建しなければならないという点において、国民の合意があった。心の迷いがなかった。それに比べて今日は、他人のこととか、社会のことは自分の知ったことではない、自分さえよければという風潮こそが深刻なのであると警鐘を鳴らしたのだ。 名言の宝箱18 参考/『PHPアーカイブスVol.4』心あたたまるいい話「PHPベストセレクション」 ◯ #
by siva1199
| 2013-03-16 11:32
| 名言の宝箱
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人の幸せを与えることでけんめいになれば 孤独などというぜいたくなタイムを持つひまはない。 淀川長治 ********************************* どうしてこうも人間は孤独なのだろう。この見えない孤独の恐怖から逃れるために、華やかな世界に身をおき、うわべのつき合いでごまかして生きているだ。孤独はどこからやってくるのか、淀川長治は映画からその答えを得て、映画が救ってくれたという。「孤独とは自分本位で生きるからだよと。幸せを人から貰おうとするからだよと教えてくれる。なぜ自分から人に幸せを与えようとしないのかと映画は口をすっぱくして教えてくれる。人に幸せを与えることでけんめいになれば孤独などというぜいたくなタイムを持つひまはない。そうだろうなあ」。この話に何だか身につまされる自分がいて、心の中で同じように「そうだろうなあ」とつぶやいてしまった。チャップリンの映画もすべてそれを教えてくれているという。アラスカで黄金を発見したチャップリンは、その帰国の船の中でもっと貴重なものを掘り当てた。ジョージアの愛。それは黄金よりももっと貴いものだった。 名言の宝箱17 参考/『PHPアーカイブスVol.4』心あたたまるいい話「PHPベストセレクション」 ◯ #
by siva1199
| 2013-03-16 10:47
| 名言の宝箱
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運命はわたしたちがつくるものである。 いまからでも遅くない。 いまをどう生きるかで、未来が決まる。 マハトマ・ガンディー ********************************* 『易経』に「積善の家には必ず余慶有り。積不善の家には必ず余殃有り」とある。余慶とは幸福のことで、余殃とは災難のことをいう。善を積むというのは人の行いで自発的だが、それがどのようなカタチで返ってくるかは、人知では計り知れないものがある。だが、それ相応のものが返ってくると『易経』は説いているのだ。ここには、善であれ、不善であれ、それは必ずゼロに戻ろうとする自然の法則がはたらいていると考えると解りやすいかもしれない。例えば、善に振られた振り子は、ゼロに戻ろうとする。それが戻る際に余慶という現象を起こしているのだ。ただし、その振り子がどのように返ってくるかを詳細に知ることは予測不可能だ。いずれにしろ、すべてはゼロに始まり、ゼロに終わる。それが善であれ、不善であれ、それ相応に相殺されてゼロに戻るのだ。人生は、ゼロに始まり、ゼロに終わるということを知っていれば、一時の禍福に翻弄されなくてすむようになる。 名言の宝箱16 ◯ #
by siva1199
| 2013-01-06 14:27
| 名言の宝箱
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最上の思考は孤独のうちになされ、 最低の思考は騒動のうちになされる。 エジソン ********************************* 鎖国といえばネガティブな狭い世界をイメージするが、鎖国をしていた江戸時代を観察してみるとどうもそうとばかりは言えない。まず、外交をいっさい絶つということは、完全自給自足でなければならないことを意味する。江戸時代は、この小さな島国の中にあるものだけで生活のすべてをまかなっていた。それが可能であったという、まさに日本独自の雛形をつくり上げたのだ。それから文化、芸術に関しても、完全オリジナルのものが多く生み出されている。外の刺激がないということは、得てして独りよがりに陥りがちだが、江戸文化はどれをとっても熟成されている。西洋の画家たちが浮世絵を絶賛し、それを模写して作品を作り上げていることからしても、江戸の芸術のレベルがそうとうに高かったことを証明している。同じように、人生にもまた鎖国の時代が必要だ。大成している人は、例外なくこの鎖国を経験している。孤独(鎖国)の中にこそ、真の自己が宿っているのだ。 名言の宝箱15 参考/『齋藤孝のざっくり!日本史』齋藤孝(祥伝社黄金文庫) ◯ #
by siva1199
| 2012-12-10 09:15
| 名言の宝箱
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